福和不動産は埼玉県川口市に昭和57年に創業しました。 荒川を隔て東京都と接する川口市は江戸時代 日光街道の宿場町、川口宿が街の形成の始まりとされています。 その当時より良質な荒川の砂、粘土、砂鉄を利用し "たたら"(粘土を固めて作った炉)による溶鉱、鋳物の生産が行われ 高度成長の時代を経て川口市の根幹産業となりました。 川口市民であれば、1964年に開催された東京オリンピック メインスタジアムの聖火台が川口市の鋳物工場で製造された事を 知らない人はいないでしょう。 また、川口市はオリピック開催の2年前、吉永小百合主演の映画 『キューポラのある街』の舞台になりました。 キューポラとはキリスト教会の丸屋根部分を示しますが 当時はそこかしこにあった鋳物工場の溶鉱炉排煙塔の事を そう呼びました。映画はヒロインを中心に、貧しくてもたくましく 生きようとする家族や鋳物工場の職人達の 感動的な物語になっています。 ロケによって映像に映しだされた建物や工場の面影は今は 殆ど残っていませんが、荒川鉄橋や善光寺、ヒロインが通った 中学校、終盤の印象的なシーンに登場する陸橋は同じ場所に在ります。 近年は工場の移転や廃業に伴い、高層マンションや商業ビルが 次々と建てられ近代的な街へと変貌を遂げています。 現在の川口市は鳩ヶ谷市と合併の後、人口58万人を擁する 埼玉県で2位、全国でも有数の大都市に発展しました。
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